コネコネアートが心をほぐす?
絵画創作教室Enjoyで十五夜の企画をやった時。
おだんごが白いのは分かっているが、アートではすべて自由!という考え方である為おだんごの代わりに白い粘土をコネコネしておだんごに見立てて作った。
子供達に「おだんごは白くなくてもいいのです。アートは自由でしょ?何色にする?」と言うと、目を輝かせて色を選ぶ、しかし、赤、青、黄の3種類しかテーブルに置かない
赤、青、黄の3色を色の3原色といい、この3つの色を自由に組み合わせて色を作ると何色でも出来上がるのだ。
白い粘土のおだんごをコネコネしながら赤を混ぜたり、青を混ぜたりしているとパステル色の色鮮やかなおだんごが出来上がる。
「次は黄色と青!」等と言いながら粘土をコネコネする。
そのうち「そうだ!目を付けよう!」「くちを付けよう!」「飾りを付けよう!」と段々エスカレートして行き最後は、カラフルなおだんごが出来上がる。
粘土や、スライムのような柔らかい素材の物をこねるととても気持ちよく癖になると思うが、これが子供の心のコリをほぐすのにも役に立つ。
心のコリをほぐす事をアートセラピーではカタルシスという。
「わー気持ちいいねー」「おもしろいー」と言いながら心はほぐれ癒しに変っていく。
これは家庭でも簡単に出来るカタルシスアートだ。
色を混ぜなくても、粘土をコネコネするだけでも十分子供は喜ぶ。
是非家庭でもやってみてはどうだろうか。
注意として子供によっては嫌がるタイプの子供もいるので子供が嫌がった時は逆にストレスになる為むりにさせない方が良い。