annてどんな人?小学校編

◆スーパーで手に入れたヒヨコの運命は・・・
あれは、小学3年の時だった。
スーパーの特売で手に入れたヒヨコ2羽を毎日箱に入れて歩いて1時間(4Km先)の所にある学校の教室で飼っていた。
もちろん担任から許可をもらっていた為授業中は鳥かごに入れ教室の後ろの方に置いておいて、休み時間は、籠から出し廊下をおもいっきり走らせて一緒に遊んだ。
そのうち、ヒヨコが大きくなり鶏になると学校に連れて行くのも大変になり、地域の人達が校庭に鳥小屋を作ってくれた。
大きな鳥小屋だったので、知らないうちに、うさぎや、インコが入っていて賑やかになった。
休み時間になると子供達が鳥小屋に入りインコやうさぎ、鶏が逃げ回り更に小屋の中は賑やかになる。
鶏の1羽が死んでしまった時はクラスの皆で死んだ鶏を抱き職員室の前で「先生~鶏が死んじゃった~」とワーワー泣いた。
そんな事もあり、何故か私は変わり者扱いされるようになった。
時には「宇宙人ですか?」とか、「独特ね~」などと言われたが悪い気はしない。
何故なら本当に変わり物だからだ。
自分で作った絵本を教室の本棚に置いてもらった事もあったが、今読み返してみると字が間違っていて読めるような物ではない。
よく担任は、私の言う事をあれこれ聞いてくれたなと思う。
何故そんなにしてくれたのか聞いてみたいが、もう担任は天に召された為聞く事が出来ない。
大人になって担任の家へ線香をあげに行った時担任の妻が「あ~そ~言えば学校に面白い子が居ると嬉しそうに話していましたよ。」と言った。
annテスト