annてどんな人?中学校編

ペインター

中学では機械体操部に入った。一人で黙々とやるのが好きなので自分に合っていたと思う。

 

 

昔の部活なのでほとんど先生も来ない部員も来たり来なかったりだった。

 

 

ただ技を磨きたかっただけなのに毎日部活に行っていたら部長にされてしまった。

 

 

他に部活に来ている人が居なかったからという理由だ。

 

 

学校生活では休み時間になると女子の集団に加わることも無くベランダに椅子を持って行き一人で日向ぼっこをしながらウトウトしていると

 

「いじめられていて一緒に居る友達が居ないから一緒に居ていい?」と言って来る子が居て時々二人で椅子を並べて日向ぼっこをしていた。

 

 

土曜日は給食がない為弁当を持ってベランダで食べた。太陽に当たりながら食べる弁当は最高だった。

 

 

若い人は知らないだろうが昔は土曜日も学校があったのだ。

 

 

そして教室がいやになるとすぐ保健室に行き1時間ほどベットで寝ている。今はデジタルなので出来ないが昔は体温計が水銀だったので体温計の頭を指でコンコンと叩くとみるみるメモリが上がってくる。

 

「先生熱があるので帰りす。」

 

と言ってよく家に帰って絵を描いていた。両親も勉強しろとも言わず多分諦めていたのかもしれない。

 

 

当時私は勉強はやりたい時にやればいいが絵は今しか描けないと思っていた。

 

 

週末になると一人で東京の美術館や画廊めぐりをしていた為東京の路線図は大体頭の中に入っている。

 

 

好きな事はとことんやるが興味のない事は全くやらない性格なので世の中の人が普通知っている事を全く知らないという事も多々ある。

 

 

しかし今まで生きて来てそれほど支障なく生活出来ている。

 

 

父親に美大に行きたいと言うと「絵でどうやって食って行くんだ!」と怒鳴られ絵を仕事にするということは世間から逃げているという事なんだと自分に言い聞かせるようになって行き

いつの間にかうつ状態になって行った

 

 

段々と描く絵が暗くなり自分の意見も言わなくなっていった。

ペインター

家に帰ると部屋にこもってひたすら絵ばかり描く生活。

 

 

絵を描くたびに「私は世間から逃家にげている、自分の好きな事で仕事をするという事は世間から逃げているという事なんだと思い込んで行くようになる。

ペインター

ますます人と関わらなくなっていく。

 

 

まるで暗い、暗いトンネルの中で迷子になったようだった。

ペインター

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