子供の個性を大事にする親に読んでもらいたい1冊

面白い子育てをしていた人の本を読んだので紹介しよう。
とても有名な3人兄弟を育てた母が書いた本で
読んでいると共感できる所が沢山ある。
あおぞら教室でもやっている自由に絵を描くという事を家の壁でやらせたりと・・・。
けっこう豪快な家庭で面白い。千住家の3兄弟と言えば
日本画家の博さん
作曲家の明さん
バイオリニストの真理子さん
その母の文子さんがこの本を書いた。
それぞれの子供の個性を伸ばしてあげるという教育方針のようだ。
今の日本の教育方針は、すべての子が同じように勉強が出来て、同じように運動が出来て、という事が良い事のようにうたっているが
それで本当に日本にとって良い事なのだろうかと疑問に思う。
芸術の分野で才能のある人達は日本の派閥の中で才能を剥ぎ取られていく。
日本に未来を見る事の出来ない人々は外国に出て行ってしまう。ガランドウの日本で何を学べば良いというのか?分からなくなる。
少しでも個性のある子供は、変っていると言って弾かれる。
だが、本当に日本にとっての利益を生み出すには個性ある人々の才能を伸ばすための教育ではないか?
個性ある人々が日本を変えて行けば日本は大きな利益を得ると思う。
早くそれに気づいてほしい。芸術や工芸で生活が出来るような日本に早くならないと、本当に夢の無い国になってしまいそうだ。
この本を読んで改めて個性の大事さを感じてほしい。