2019年 あおぞら教室

019年あおぞら教室
今年で4年目となるあおぞら教室
今回も約30名の子供たちが色を塗りたくりに来てくれた。
前回までは黒色を用意していなかったが、今年はもっとメチャクチャに画用紙を塗りたくれるように黒を用意しておいたら子供達が「黒は?」と口々に言う。
子供達もそれなりに心にモヤモヤを溜め込んでいるな~と感じた。
子供達は、まだ自分で食事を作れない、自分で行きたい所に旅をすることが出来ない、自分で買いたい物を自由に買うことが出来ない、と出来ない事が沢山有り
叱られる事も沢山ある、そのため自然と心にモヤモヤが溜まってしまう。
今年も子供達と楽しく色を塗れて良かった。
私の子供時代は、言葉の暴力が激しかった家庭だった為30歳で脳外科病院で脳を診てもらった時には、すでに脳が少し萎縮していると医師から言われた。
子供時代に嫌な事や、辛いことを沢山経験すると脳は萎縮してしまうらしい。
子供達にはもっとストレス発散する場所が必要だ。メチャクチャに絵の具を塗りたくっても怒られない、
色々な色の絵の具をバケツに搾り出し泥水の様な物を作って筆でかき混ぜる。
お母さん達は、「こんなこと家じゃあ出来ないよね~。これこそアートだ!」と子供の写真を撮りまくる。
子供達は、テンションが上がり手や足にも赤や、青を塗りたくる、4年間あおぞら教室をやっているが、毎年子供達は手や足に色を塗る、どうしてだろう・・・。といつも感じる。
何か本能のような物があるのか、分かる人がいたら教えてほしい。
私も人生の折り返し地点に到達し作品の発表の場をニューヨークに移し新たな挑戦をする。
子供達も自分の信じる道を真っ直ぐ進んで行ってほしい。