色々な太陽の色を描く子供が居るって知ってましたか?

子供の描く絵の中にはよく太陽があらわれるが、太陽は父親を象徴する物で、太陽の色も子供によって違う。一つ一つ解説していこうと思うが大きく分けて8種類ある。
全ての子供がそうとはかぎらないが、子供の心の変化に気付くきっかけになればと思う。
①赤色の太陽
子供が赤色の太陽を描いていたら、あたたかく健全な父親を感じ父親の愛情を受けて育っているということが分かる。
②黄色の太陽
黄色い太陽を描いた場合は、父親が忙しくなかなか子供と接する時間がないか、
不在がちな父親の為子供に愛情が届きにくい状況にあり子供が父親との関わりを求めている場合に現れることがある。
子供が黄色い太陽を描いたら極力子供との時間を作るようにすると赤い太陽を描くようになって行くことがある。
③茶色い太陽
子供が茶色い太陽を描いたら、父親の愛情が届きにくく愛情を求める事を諦めかけているサイン。
父親からの愛情を受ける代わりに物をねだったりすることがある。
やたらと物をねだったりする場合は愛情が不足していると受け止め積極的に子供と関わる時間を作てみると太陽の色が変わってくることがある。
④緑色の太陽
子供が緑色の太陽を描いたら、いつも父親がイライラして子供を叩いたり、厳しく接したりする父親を現わしている場合がある。
子供が父親の事を怖いと感じたり、あたたかさの無い父親を感じている場合がある。
子供はそのことを寂しと感じている。
父親は積極的に子供と関われないなら黙って子供の手を握ってあげる、または言葉でうまく表現できないなら黙って頭をなでてあげる。
それでも子供は父親の愛情を受け止められる場合がある。
ただ、父親が子供の手を握ったり頭に触れた時子供が叫んだり恐怖を感じ逃げる、避けるようなら触れることもすすめられない。
触れる事が出来ないなら一緒に同じゲームをして共感するという事でもいいのかな・・・と最近感じる。
ゲームとは簡単な物だと将棋やオセロ、人生ゲームでもいいと思う。
楽しい事を共感するって大事です。
⑤青い太陽
子供が青色の太陽を描いた場合は、厳しく子供を理解するより服従させようとする支配する父親を感じている。
子供は父親に恐怖を感じているようだ。
父親が自分の行動を反省し子供と良い関係を築けるようになってくれたら良いですが・・・。
父親自身がそういう育てられ方をしていたのかもしれないし、
父親が育てられた環境が見本になって子育てをするので育てられた環境は大事。
⑥紫色の太陽
子供が紫色の太陽を描いた場合どこかに病気が隠れている場合や大変な状況をなんとかしないとと感じていることがある。
紫色は要注意の色と言われている。
父親が病気やけがで体調が悪かったり、過去に父親が体調不良だった経験があると紫色の太陽が出てくる場合がある。
紫色は身体が持つ抗炎症作用や免疫機能を発信する色とも言われている。
父親が体調不良、又は死亡により自分が何とかしないとと感じている時にも出て来る色。
子供が紫色の太陽を描いたら子供が安心して生活できるように大人がサポートしてあげてほしい。
子供は大人が考えている以上に敏感に周りを見て感じている。
⑦黒色の太陽
子供が黒色の太陽を描いた時は、父親が死亡してもう居ない場合や家を出て行ってしまった父親、
または、子供を虐待し生活を脅かすような父親の場合に出て来る。
父親に期待出来ない為母親が一人で家庭をやりくりし父親の代わりをはたそうとする為母親も疲れヒステリック状態となる
子供は恐怖心、母親の抑圧(母親のヒステリー)を感じるようになり太陽は黒一色になる。
⑧白色の太陽
子供が白い色の太陽を描いた場合は、父親の存在が抜け落ちた状態にある事がある。
父親の入院や死亡した場合、事業に失敗した時などに現れる。
太陽の色についても全ての子供に当てはまるものではない、日頃から子供をよく観察し関わって行く中で子供の心の声として受け止めてほしい。
どんな太陽を描いても子供を責めるような事はしないでほしい。